はなぶさ鍼灸院ニュースレター【はなぶさPRESS-30】2018年5月号 Web版
ごあいさつ
このニュースレターも30回目となりました!
これからも美容や健康にプラスαな情報をはなぶさPRESSでお届けします。
さて、今月は疲れにくい体のために、筋力をどう使っていくのが良いかというお話。
なぜ日常の姿勢や歩きに、僕がこだわるのか?
それでは5月号のはじまり~ はじまり~。
筋肉の使い方で運命が変わる
私たちは、起きている間のほとんどを「立つ」「座る」「歩く」といった中で生活しています。
同じような生活をしていても、人によって疲れ方は変わります。
それは、力の使うところが違うからです。
体には「支えるため筋肉」 と「運動するための筋肉」があって、それを使うバランスが運命の分かれ道。
どんな割合で使うかによって、この先の若さや健康に影響を与えます。
痩せやすい体は、力の使い方で決まる
人は重力に逆らって生活をしているため、常に体を支えている必要があります。
体を疲れさせないためには、「支える筋肉」を可能な限り使わないことが理想です。
つまり、日頃から力の抜けた姿勢になることが大事です。
履くだけで痩せるというスニーカーがありますが、痩せるために必要なのは「運動の筋肉」です。
「支える筋肉」に余計な力を使い続けることは、バランスを崩して他の問題を引き起こします。
使える力にはパワーバランスがあります。
体を支える筋肉を使い過ぎている人は、ダイエットの効率も悪いのです。
頑張らなくてもキレイになれる

「その姿勢・・辛くないですか?」そんな会話が当院では日常で行われています。
この女性のように腰や背筋に力を入れて座っている時点で、もはや姿勢ではなく運動です。疲れない訳がありません。
このようなことを「立つ」「座る」「歩く」のそれぞれで日々繰り返すことは、過剰に支える筋肉を使っていることになります。
何度も言いますが、支える力は減らさなければいけません。
私たちは美容や健康に良いことを何でも増やしたがる傾向にあり、減らすことはあまり考えません。
しかし、今あるものを改善すれば、特別に何かを頑張らなくても体のコンディションは変わります。だから姿勢革命は必要なのです。
院長のひとり言
僕も増やすのではなく減らしていることがあります。
それは、「食事の回数」です。ちょっとしたきっかけで、4月から夜しか食事をしなくなりました。
食べるものに制限をしていないので、あまり辛さは感じません。毎日晩酌もしています。
実験的に少しのつもりがずっと続いているのは、メディアの情報ではなく、実際にやってみたメリットが多いからです。
あまりストイックにならず、色々と試しながら自分なりの感想を広げていこうと思います。
最後に

現実として、年齢を重ねることは避けられません。
ただし、日常の負担の掛かり方で、老化の速度は変わります。
いくら体に良いことをしていても、一方で体に負担の掛かけ続けていれば、あまり良いとは言えません。
だからこそ、何を優先すべきかが大事です。
「立つ」「座る」「歩く」ことの見直しも、すべて今だけでなく将来の美容と健康につながります。
「また姿勢の話ですか?」と言わないでくださいね。
時々思い出してもらうことが大切なので。