こんにちは。ファスティングマイスターの小曽根です。
ファスティングをやってみたいけど、
「何日も食べないなんて平気かなぁ・・・」
「ファスティングって何が変わるの?」
という方のために、僕が以前に行った「3日間のファスティング」を、体験日記の形でご紹介しています。
今回は、【断食編】です。
前回の【準備食編】はコチラからも読めます↓

3日間の断食がスタート!
今日から3日間は固形のものは一切たべません・・・が栄養は摂らなくてはいけません。
というのも、デトックスやダイエットを活発にするには、それを助ける栄養が必要だからです。
さらに言えば、最低限の栄養を補うことは安全に行うことにもなり、ファスティングがはじめての方の安心にもつながります。
ファスティングドリンクは必須です
そこで今回使ったのは、原液100%のファスティング専用ドリンク。
「ドリンクなんて何でもいいでしょ?」と思っている方はちょっと危険です。
世の中には糖分で薄められた酵素ドリンクはゴロゴロあります。
また、水だけの断食では栄養が足りません。
本当に効率的なファスティングを求めるなら、価格だけでなく品質で選ぶ必要があります。
今回使うKALA酵素は、抗酸化成分を含むタイプなので、細胞から若返りに期待です!

このドリンクを3日かけて1本を飲みます。
基本的には、ファスティングドリンクと水分(水かルイボスティー)だけの予定です。
回復食の準備も忘れずに
あと、回復食の準備は事前にしておいたほうが良いです。
前日の仕事帰りに、ちょっくら買って帰るみたいなことが出来ないものもあります。
僕は最初のころに、スッキリ大根の梅干しを見つけに何軒か回りました。
原材料にごちゃごちゃ入っていないものは、かなり少ないです。
きれいになった腸内に、せっかくなら良質なものを入れたいので、そこはちょっと拘りました。
断食1日目(初日から3日目)
本日から断食スタートです!
いつものルーティンで体重測定を忘れずに。
体重:78.2kg(-0.6kg)
体脂肪率:17.9%(-0.5%)
※( )内は初日との比較です。
準備食で食事を少し抑えていたから、体重がちょっと減っていました。
3日間のファスティングだと、だいたい2~3kgくらい減れば良いなぁという感じです。
断食中は時間が増えます
断食中は、生活面でもすごく変化があります。
献立の悩みから解放されたのも嬉しいですが、とにかく料理と食事をしないと時間がすごく増えます。
単純に3時間くらいはできるので、仕事でも趣味でも有意義に使うことができます。
お腹がグーとなったら合図です
朝食はもともと少ないので空腹を感じませんでしたが、さすがに午後になると「お腹がグー」っとなってきます。
実は、お腹がグーっと鳴ってからが大事で、それを通り越すと若返りホルモンといわれる成長ホルモンがたくさん出ます。
成長ホルモンは年齢とともに減ってしまうので、筋肉やお肌を衰えさせないためには、いかに増やすかがポイントです。
お腹がグーグー鳴ったら、「若返りの合図だな!」なんて想像できると、空腹感もまぎれると思います。
初日の午後は不安になる
ちなみに、「一日食べないなんて大丈夫かなぁ」と不安に思ってしまうのが、だいたい初日の午後。
不安になって止めちゃう最初の壁です。
正しい方法でファスティングを行っていれば、自信をもってください。
あとは体調との相談。
意外とあっさり初日を終えることが出来ます。
断食2日目(初日から4日目)
前日はドリンクとルイボスティーのみでしたが、朝も変わらず起きられました。
体重:76.9kg(-1.9kg)
体脂肪率:17.4%(-1.0%)
※( )内は初日との比較です。

断食に入り、昨日から1.3kgも減ってます。むくみが取れかな?
以前は2日目に頭が痛くなることもあったのですが、今回は少しぼーっとする程度で全く問題なしです。
だるさが続いていたので、スーパー銭湯にいって汗からもデトックスしました。
気持ちも体もだいぶスッキリです。
ただ、ビールが恋しい、、。
断食は2日目が一番つらい?
ファスティングを体験した方は、「2日目が一番つらい」ということが多いのですが、僕もそう思います。
断食中に出る症状は2日目くらいから感じることが多いです。
ただ、個人差が結構あって、準備食で症状の予防にもなります。
「食べたいけど食べられない」という気持ちの壁が出てくるのも2日目くらいからです。
テレビ番組って食べ物ばっかりだって気づきますよ。
だからファスティング中は、あまりテレビを見なくなりました。
空腹は若返りの近道です
空腹が続くと「若返り遺伝子」といわれるサーチュイン遺伝子が活発になります。
この若返り遺伝子は、免疫細胞を活性化し、傷ついた遺伝子の修復などを行ってくれます。
つまり、病気や老化を防止してくれて素晴らしいものですが、スイッチを入れるには一つ条件があります。
それが「12時間以上の空腹」です。
48時間の断食で2~4倍に増えたという研究結果もあります。
食べたい欲求と引き換えに、「若返っているんだなぁ」と思うと、少し気持ちが楽かもしれません。
2日目を超えると楽になる方も多いので、ここが頑張り時です。
断食3日目(初日から5日目)
本日で断食期間も最終日。断食初日から1.7kgの減量。
体重:76.5kg(-2.3kg)
体脂肪率:17.3%(-1.1%)
※( )内は初日との比較です。
仕事が忙しかったので、お腹が空くとか忘れてました。
おまけに、ドリンク飲むのも何度か忘れてしまった、、。
3日目くらいになると、極端に空腹感が減ってくることがあります。
ただ、ドリンクはデトックスアップの栄養源なので、お腹が空かなくても飲まないとダメです。
空腹と食欲は別もの
ファスティングでよくある話ですが、「空腹感と食欲は別もの」なんです。
お腹は空かなくても、「美味しそうだなぁ」「食べたいなぁ」っていうのは何度やってもあります。
なので、空腹感と食欲は切り離して考える必要があります。
お腹が空いていなくても、ついつ食べちゃうことありますよね? 時間だからってご飯を食べていませんか?
普段から空腹じゃなくても食べてることって多いです。
せっかくの断食中なので、その習慣を断ち切る訓練にしちゃいましょう!
「美味しそうだなぁ」→「でもまたにする」って習慣ができれば、リバウンドも怖くありませんよ。
「ガマンする」ではなくて「またにする」がポイントです!
ただ、3日目くらいになると、ここまで頑張ったという気持ちがあるので、ガマンもだいぶ楽にできます。

脂肪燃焼でデトックスがスタート!
ファスティングの鍵となる脂肪燃焼は、3日目(早ければ2日目)くらいから始まります。
体に蓄えられたエネルギーを使い果たし、脂肪燃焼からエネルギーを得るシステムに切り替わるからです。
このシステムに替わると、ダイエットだけでなく脳にも影響します。
・空腹感を抑える
・リラックス状態になり頭が冴える
・集中力が上がる
など
スポーツ選手やアーティスト、経営者の方がファスティングを取り入れるのも分かります。
また、脂肪には有害なものも多く溶け込んでいるので、脂肪燃焼によってデトックスになります。
そして、脂肪燃焼とともに血管をきれいにするホルモンも分泌されます。
血の循環がスムーズになれば、病気や老化の予防、美容にも大きなメリットとなります。
ファスティングが体の大掃除と言われるのも、このような作用からです。
まとめ
断食は、3日目以降に得られるメリットは大きいです。
なので、ダイエットやデトックスでしっかりとファスティングを行いたい場合は、5日間の断食をおすすめします。
最初は不安なので3日間の予定でも、食べないことにも慣れて辛さを感じなくなることも多いので、途中から5日間に延長する方もいます。
とはいえ無理は禁物です。
断食期の日数や延長は、体調と相談しながらチャレンジしてみてください。
次回は「回復食編」です ↓ ↓
