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活性酸素は老化の原因?今日からできる抗酸化対策!!

酸化したリンゴ
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実年齢よりも若々しく見られる人もいれば、老けて見られる人もいます。

その違いをつくるキーワードが、
「活性酸素」です。

活性酸素は老化だけでなく、数々の病気にも関わっています。

あなたが今、「老けたくない」「いつまでも健康でいたい」と思うなら何をするべきか?

結論から言えば、先ずは「活性酸素を抑える」ことです。

今日からでも出来ます。

体の酸化は避けられない

最初に言ってしまうと、生きている以上は活性酸素を避けることはムリです。

なので、活性酸素をできるだけ発生させない環境や、無毒化するために抗酸化力を高めることに意識を向けます。

活性酸素は敵?味方?

活性酸素と聞くと「良くないもの」といったイメージがあるかもしれません。

お肌のしみ・しわなどの老化現象や、動脈硬化・がんなど多くの生活習慣病の原因として、活性酸素がクローズアップされることが多いからです。

私たちは絶えず呼吸をしていますが、吸い込んだ酸素の約2%は活性酸素に変わります。

活性酸素は、殺菌力が強く細菌やウイルスを撃退するという大事な役目があります。

ところが、活性酸素が増えすぎると正常な細胞を攻撃してしまい、老化を早めたり、様々な病気の原因にもなることが分かっています。

それが「酸化」です。

老化とは体が酸化していくこと

切ったリンゴをそのままにしておくと、しだいに切り口が茶色に変色していきます。

リンゴが空気中の酸素によって酸化されたからです。

また、鉄が錆びていくのも酸化です。

このように酸素に触れたものは必ず酸化していきます。

そして、人間の体内でも同様のことが起きています。

この酸化こそが、体のサビ=老化の原因となっています。

酸化は細胞レベルの老化

活性酸素によって細胞が攻撃されると、細胞レベルで老化が進みます。

その結果、動脈硬化の原因になったり、遺伝子の変異や死滅が起きたりして病気の引き金にもなります。

私たちが老化を実感するのは、見た目や身体的な衰えを感じてからです。

悲しいことに、細胞レベルでは既に老化が進んだ結果ということになります。

本質が見えてくると、シワやシミといったお肌の悩みも、何を改善しなくてはいけないかが見えてきます。

早くから予防をすることは理想ですが、今さらだと諦めないでください。

今がこれからの分かれ道だと思えば、今日が老化や病気を予防するための第一歩になります。

病気でなくても酸化は進みます

年々こんな変化を感じていたら、酸化が進んでいるサインかもしれません。

・白髪が増える、髪が抜ける
・物忘れが多くなった
・肌のしわやしみが増えた
・視力の低下や目のかすみが気になる
・疲れやすくなった
・風邪を引きやすくなった
など

活性酸素によって身体の細胞や組織が酸化すると機能も衰えます。

病気とはいえない症状でも、体の色々なところで老化現象が起こります。

それは、細胞の酸化が全身で起こっているからです。

呼吸以外でも活性酸素は増える

活性酸素を発生させる原因は、呼吸だけではありません。

紫外線・大気汚染・化学物質・電磁波・農薬など、様々な環境因子、ストレス・偏った生活習慣が体内の活性酸素を増やすことが分かっています。

こうして見てみると、活性酸素にさらされない生活って難しいです。。

私たちは日々活性酸素のリスクと向き合って暮らしていると言えます。

【活性酸素が過剰に発生する原因】

・排気ガスなどの大気汚染
・加工食品、添加物
・過剰な紫外線
・放射線
・過度なストレス
・タバコ
・激しい運動
・電磁波
など

抗酸化力は40代で激減します

こうした活性酸素の攻撃から身を守るため、私たちの体には「抗酸化力」という防御システムが備わっています。

その中心となるのが、体の中でつくられる「抗酸化酵素」です。

しかし、抗酸化酵素を作り出すピークは20歳代。

そこからジワジワと低下していき、40歳を過ぎた頃から急激に減少します。

40代になって「若い頃のようにはいかなくなった」と老化を実感するのは、活性酸素を抗酸化力が抑え込めなくなってきたからです。

抗酸化力の低下をカバーするためには、活性酸素を発生させない、増やさない努力が必要です。

体内で活性酸素が発生しても、こうした抗酸化システムがいつもしっかりとしていれば、体の酸化を防ぐことが出来ます。

つまり、酸化と抗酸化力のバランスがとれていれば、老化を抑え、病気の予防にもなるわけです。

今日からできる抗酸化力アップ

温野菜

活性酸素はウイルスや病原菌から身体を守るために必要なものですが、過剰になると人間の細胞を傷つける性質があることが分かったと思います。

とくに活性酸素の発生を押さえる力が衰えていく40代以降は、活性酸素に対して積極的な対応が求められます。

そのための方法は大きく分けて2つあります。

1つ目は、生活環境から活性酸素の発生を極力抑えることです。

2つ目は、食習慣を見直し、食べ物から抗酸化力を高めることです。

このダブル対策で、老化(細胞のサビ)から体を守っていきましょう。

抗酸化対策その1:生活環境を見直す

1. タバコを控える

タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。
血中に入ると動脈硬化の原因となる酸化LDLをつくる原因にもなります。

2.アルコールを摂り過ぎない

肝臓がアルコールを分解するときにも活性酸素が発生します。
飲む量が多い、アルコールに弱いといった人は、特に注意してください。

3.軽めの運動をする

激しい運動をすると呼吸が急増し活性酸素の発生を促します。
逆に、ウォーキング程度の軽めの運動は抗酸化酵素の働きを高め、体の酸化を抑えます。

4.紫外線を避ける

紫外線に当たると皮膚細胞でも活性酸素が生成されしわやしみの原因となります。
外出時は帽子をかぶる、日光に長時間当たらないなどの紫外線対策をしてみてください。

抗酸化対策その2:食習慣の見直し

食べ物には活性酸素の働きを抑える様々な抗酸化成分が含まれています。

抗酸化ビタミン

βカロテン(体内でビタミンAに変化)
抗酸化作用を持ち、皮膚や粘膜を健康に保つために働きます。
にんじん、トマト、ほうれん草など。

ビタミンC
主に細胞質や血液中で活性酸素の抑制に働きます。
果物、パプリカ、ブロッコリーなど。

ビタミンE
主に細胞膜の酸化を防ぎます。
ナッツ類(アーモンド)、アボガド、かぼちゃなど。

抗酸化ミネラル : 抗酸化酵素の生成や活性に関わります

亜鉛
牡蠣、牛肉、豚肉、うなぎなど。


干しエビ、ココア、レバー、種実類など。

セレン(セレニウム)
いわし丸干し、しらす干しなど。

マンガン
しょうが、海藻、未精製の穀物、豆類など。

その他にも、

プルーン・りんご・赤ワイン・コーヒー・緑茶・紅茶などのポリフェノール類や、緑黄色野菜やフルーツの黄色、オレンジ、赤色の色素成分であるカロテノイドも抗酸化に優れています。

まとめ

私たちは食事のメニューとして、肉や魚などのメイン料理ばかりを悩みがちですが、実は添え物の野菜や果物などが、酸化の抑制に大きな役割を担っています。

かといって、どれか一つを沢山食べれば良いというものではありません。

どんなに強力な抗酸化成分でも、それぞれの能力(性質や作用の仕方)に違いがあるため、力を合わせないと活性酸素に対抗できないからです。

毎日の食事で抗酸化成分を取り入れる場合、必然的に野菜を使った料理が多くなると思います。

一品に偏らず、複数の種類を取り入れられるように、料理方法なども工夫してみてください。

活性酸素は免疫機能の一端を担う大事な働きをしていますが、一方では老化の早め、あらゆる病気の元凶にもなります。

生きていくうえで活性酸素は避けられないからこそ、生活環境と食習慣を見直してみてくださいね。