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「内臓のむくみ」は疲労のサイン。疲れたら休むのは内臓も同じです。

お腹が気になる女性
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はなぶさ鍼灸院ニュースレター【はなぶさPRESS-44】2019年7月号 Web版

ごあいさつ

毎年こう暑いと、夏をどう乗り越えていくかが課題ですね。

ご存知の方もおりますが、はなぶさ鍼灸院は今月で10周年を迎えます。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今号の最後に、この10年で確信している美容鍼灸の役割を書いています。
文字数に限りがあるので、伝わらないかもしれませんが・・・。

それでは今月号の、はじまり~はじまり~。

内臓もむくみます

「朝起きると顔がむくみで腫れぼったい」
「夕方になると脚がむくみでパンパン」

顔や脚のむくみはよく聞くことがありますが、目に見えないところのむくみが美容や健康を妨げていることがあります。

それが「内臓のむくみ」です。

むくみとは余分な水分が細胞どうしの隙間に溜まってしまっている状態。

見た目だけの問題ではなく「何かが不調になっていますよ」というサインです。

それは、顔や手足だけに現れるものではありません。

内臓も疲れていれば機能が落ちて色々な症状へとつながります。

なので、むくみやすい人は「内臓のむくみ」にも注意が必要です。

内臓のむくみは気づきにくい

内臓がむくみは目に見えるものではないので、どんな症状が現れやすいか一例をあげてみました。

むくむ場所によって出てくる症状も違いがあります。

・肺 → 夜の咳、息切れ
・胃 → 胃もたれ、消化不良
・肝臓 → 倦怠感
・腸 → 下痢
・腎臓 → 頻尿

内臓のむくみは、顔や脚のむくみも引き起こします。

運動しても、マッサージしてもなかなか改善しないことってありますよね?

それは、原因がそこではないからです。

内臓がむくんで機能が低下している状態は、お肌に送る栄養や新陳代謝も落ちているということです。

つまり、しわやたるみについてもお肌だけの問題ではないといった意識を持つことが大切になります。

塩分も大事だけど、減塩ばかりは味気ない

むくみと言えば「塩分の過剰摂取!」って流れになることが一般的です。

ところが、美味しいものは塩分も多いんですよね・・・昔、美味しいカレー屋さんのレシピを頂いて、あまりの塩の量に驚いたことがあります(笑)

日本人の食塩摂取量は約10gと言われていますが、一日に必要な摂取量は約1.5g。

味噌汁一杯でも超えてしまいます。

現実的にはそんなわけにはいかないので、目標摂取量として男性は8g以下、女性は7g以下とされています。参考まで。

もちろん減塩も大切ですが、毎日味気ない食事を続けるのはつまらないです。

内臓を休ませよう!

白湯 画像

そこで、プチ断食のような内臓を休ませる日をつくってみてはいかがでしょうか?

食べ過ぎた翌日の朝食を抜くだけでも良いと思います。

この飽食の時代に、「毎日しっかり栄養を摂らなきゃ!」みたいな発想は危険ですね。

消化活動は沢山のエネルギーを消費します。

食事によって内臓が疲れているという意識は、一般的にとても少ないです。

「内臓のむくみ」は内臓疲労のサインでもあります。

身体だけでなく、疲れたら休むのは内臓も同じですよ!

それと、比較的に食事のアドバイスは多くなりがちですが、なんだかんだ言っても「軽い運動」はおすすめです。

肝臓や心臓の血行を良くすることは、むくみ取りにも重要となります。

ウォーキングなどが出来なければストレッチとかでも構いません。
全身の血行を良くすることを取り入れてみてください。

最後に、10周年のメッセージ

学校で同じ内容の授業を受けているのに、生徒の成績には差があります。

成績の良い子は、その他で努力しているかもしれませんし、要領がいいのかもしれません。

美容鍼灸を利用したエイジングケアにも同じことが言えます。

同じように鍼をしていても効果や満足を得られにくいこともあります。

それは人それぞれの体質やライフスタイルが違うからです。

しわやたるみなど外見のお悩みは結果でしかなく、それに至るプロセスがあります。

つまり、ご自身がその本質に気づくことが、健康的な若さを保つ近道となります。

見た目だけなら美容外科で変えてくれますが、中身は何も変わりません。

美容鍼灸院を10年続けて強く感じていることは、美容鍼灸はきっかけであり、若さを保つためのサポートであることです。

老化は一方通行である以上、その時に必要なことや出来ることを適した方向に積み重ねることが、シンプルですが一番効果があると感じています。

こんな方針ですが、今後もはなぶさ鍼灸院を宜しくお願い致します。