はなぶさ鍼灸院ニュースレター【はなぶさPRESS-28】2018年3月号 Web版
ごあいさつ
花粉でつらい人も多いですよね?険しい顔になっていませんか?
そんな時は笑顔になろう!
年度末で忙しい時こそ笑顔になろう!
「なれるか!」って方も、これを読んだ後は笑顔をつくってしまうと思います。
それでは3月号のはじまり~はじまり~。
「笑う門には福来る」は本当
笑顔の効果は古くから研究されています。
楽しい感情には、
・問題解決を容易にする。
・記憶力を高める
・集中力を高める
などの効果があることが解っています。
笑顔はコミュニケーション最大の武器になります。
笑顔を見て不快になる人は、ほとんどいませんよね?
心理的に笑顔は「心地よい」とされているからです。
そしてもう一つ。
笑顔は「感染する」とされています。
つまらないギャグでも周りの人が笑っているとつられることってありませんか?
根拠もなくケラケラ笑っていても、同じ効果が得られます。
笑顔は形だけでよい?
笑顔は、それを見ている人だけでなく、笑顔を作っている人にも心理的な効果があるとドイツの研究で解っています。
試しに、箸を横にして歯で噛んでみてください。
すると、顔の筋肉は笑顔のときに近い使い方になります。
笑顔に似た表情をつくると脳内で「快楽」に関連した作用が活発になります。
つまり、楽しいから笑顔をつくるというよりも、笑顔をつくると楽しくなるといったシステムがあるのです!
形だけでいいなんて面白いですね。
また、自分の表情が乏しくなると、相手の表情も読み取りにくくなるというデータがあります。
ボトックスをしたり、ファンデでシワを伸ばしたりしている人は、コミュニケーション能力を低下させてしまうかもしれないので注意ですよ!
ほうれい線を深くする意外な原因

顔の悩みと言えば、ほうれい線が気になる方も多いと思います。
「上唇挙筋」は、ほうれい線に関与する筋肉の一つです。(イラストの場所)
この筋肉は、不快なことや嫌悪感の強い時ほど縮むという研究結果があります。
さらに、嫌なことを感じて緊張してしまうと、筋肉は固くなり戻りにくくなるので、シワが固定されやすくなります。
感情によってシワは深くなってしまうのです!
ほうれい線が深くなる人は、嫌悪感の多い生活になっているのかもしれません。
ポジティブな人ほど、ほうれい線が目立ちにくいというのも一理ありますね!
ちなみに、心の表現と味覚はとても関係があります。
美味しいものを食べている時って自然と笑顔になりますよね?
逆に、不快な味はしかめっ面になり「上唇挙筋」を縮めてしまいます。
食事を楽しんで食べることは、ほうれい線の予防にもなるんですんね!
院長のひとり言
先日、撮り溜めていた画像をバックアップしたのですが、その中に子供たちが生まれた頃の動画があって、しばらく笑いながら見入ってしまいました。
赤ちゃんに微笑むと笑顔を返してくれます。
何とも言えない癒しですよね。
元々、ヒトは相手の真似をするという癖があります。
これが本能であり、笑顔の伝染を生みます。
赤ちゃんだからということではありません。
今は子供たちを叱ることが多い日々なので、これからはニコニコしながら叱ればいいですかね?違うか(笑)
最後に
「笑う」ことは、医学的にも免疫力を高め、体調不良の改善につながるとされています。
さらに、血行を良くしたり、自律神経を整えたりする効果は、美容の要素と全く同じです。
だから、よく笑う人は自然と若々しい人が多いわけです。
このように体への影響を考えると、険しい顔を毎日している人と笑顔の多い人では将来の健康にまで影響があります。
その場の空気を和まして、将来の健康にも役に立つ。
さらに、お金も手間も掛からないなんて最高のセルフケアになると思いませんか?
「笑う門には福来る」ですよ!