はなぶさ鍼灸院ニュースレター【はなぶさPRESS-41】2019年4月号 Web版
ごあいさつ
いよいよ新年度突入!そして、平成最後の月となります。
時代が変わろうが、美容と健康はあなたの変わらぬ財産です!
僕は変わらず、そんなインナービューティーを応援したいと思います。
それでは今月号の、はじまり~はじまり~!
遺伝子をつかって若返る

見るからに若々しい方っていますよね?
元々が美形だからということが、理由とは言えないと思います。
その違いって何故なのでしょうか?
誰もが年齢を重ねることは避けられませんが、日常の習慣やちょっとした努力で、老化のスピードを緩やかにすることは可能です。
そのポイントの一つが「長寿遺伝子」です。
長寿遺伝子は、老化のスピードをコントロールする遺伝子のことで、若々しい方は、この「長寿遺伝子」が活発に働いていることになります
若返りのスイッチを押そう!
長寿遺伝子は特別な遺伝子ではなく、ご自身の努力や工夫でその働きは大きく変わります。
なぜなら、老化の原因の約75%は生活習慣や環境によるものなので、ご自身の生活を見直すことが長寿遺伝子を活性化させることになるからです。
この長寿遺伝子が活性化すると、エネルギー生産や細胞の修復に影響を与え、老化の大敵である活性酸素を減らしてくれます。
当然、お肌にも関わっていますし、脂肪の燃焼、動脈硬化や糖尿病の予防、さらには認知症などにも好影響を与えるといわれています。
まさに、若返りには不可欠といったものです。
しかし、この長寿遺伝子は普段眠っているので、働かせるためにはスイッチを入れる必要があります。
そのスイッチとは、「カロリーの制限」です。
スイッチの入れ方と工夫

長寿遺伝子は、25%程度のカロリー制限で活性化するといわれています。
以前、放送されていた研究結果では、わずか3週間で1.4~4.6倍、さらに7週間で4.2~10倍にも活動が増えていました。
また、血糖値の上昇を抑えるためのインスリンが分泌されると、このシステムは止まってしまいます。
つまり、間食は良くないということです。
「そんなのつまらない!」と聞こえてきそうなので、一つアドバイスがあります。
カロリー制限も血糖値も、糖の影響が大きいです。
なので、炭水化物で満腹感を満たさない食事、間食は糖類を避けたものに置き換えることで、かなりの対策になります。
カロリー制限というのは、食事の量を減らすことではないので、内容で満腹感は充分に得られます。
また、糖以外での間食であれば良いともいえます。
お肌のトラブルや老化にも糖化は問題となりますし、どのように糖とつき合うかが大事になりますね
院長のひとり言
僕は平日の昼食をほとんど食べません。
朝も少量か食べない時もあります。
三食食べていた時は、ありえないと思っていましたが、慣れってすごいなぁと感じます(笑)
しかも、体型や体調も良くなっています。
僕は、糖質制限よりも空腹時間をつくることに意識をしています。
間食はほぼしませんが、夕食をメインにかなり自由です。
夕食に制限をすすめる人もいますが、難しく考えずに出来ることを工夫すれば良いのではないかと思います。
今の食事サイクルになって実感しているのは、「食べすぎていた」ということだけ。
体調も健康診断も良くなっていますから、自分の感覚を重視しています。
最後に
今回ご紹介した長寿遺伝子は、人類が生き残るために備わっているメカニズムであると考えられています。
満たされることで老化や病気につながるなんて、何とも切ない話です。
病気になっては意味がないので、極端な食事をおすすめしているわけではありません。
先に書きましたが、老化の原因は75%が生活習慣と環境といわれていますので、ご自身の習慣を見直すきっかけになって頂けたら嬉しいです。
老化は見た目だけのことではなく、病気との関係も深いです。
だからこそ、健康からつくられる若さや美しさには、本当の魅力があると考えています。