はなぶさ鍼灸院ニュースレター【はなぶさPRESS-38】2019年1月号 Web版
ごあいさつ
年末年始はお天気にも恵まれて良かったですね!
昨年が良い年であった方も、良い年でなかった方もいると思います。
今年は始まったばかり。
きっと良い年になると信じて、出来ることを一緒に積み重ねて行きましょう!!
正月早々、「食べすぎて太った~!」って方も心配することはありません。
正月太りなんて、すぐに戻ります!
そんなわけで、今月号のはじまり~はじまり~。
ダイエットの掟で正月太りを解消!

年明けは、決まった話が多くなります。
年末年始で暴飲暴食してしまった方が「太っちゃって~」という話題です。
いわゆる「正月太り」です。
年度替わりの3・4月頃にはイベントが増えます。
いち早く正月太りを解消したいと思うのは当然のことですよね?
そこで、春までに体重や体形を少しでも変えたい方はもちろんですが、普段から体重をコントロールをしたい方には必ず知っておく掟があります。
それは、「摂取カロリーと消費カロリーのバランス」です。
そんなの知ってるよ!って方は多いと思いますが、実はこれをちゃんと理解して活かされていない方も多いです。
正月太りを運動で痩せるのは大変?
運動量(消費カロリー)を増やして痩せようと頑張る人がいます。
運動は大事ですが、それで痩せようとすることは効率的に良いとは言えません。
一時間もジョギングした分が、ドーナツ一個で吹っ飛びますからね。
どっちのほうが楽かってことになります。
また、年齢を重ねると気になってくる基礎代謝ですが、筋肉は約20%くらいの割合で、それ以外の内臓が約80%を占めています。
とくに肝臓や脳は、筋肉と同等のカロリー消費があります。
カロリー消費の割合から見ても、単に筋肉を増やすことだけに目を向けるのではなく、内臓がちゃんと働けるように整えていくことも大切だといえます。
本当にダイエットを考えるなら、最優先は食事(摂取カロリー)のコントロールです。
量が食べたければ低カロリーに、好きなものが食べたければその他のバランスで調節していくと我慢が減ります。
それに伴って、基礎代謝や消費カロリーを増やすための運動を出来る方はやるってことで良いと思います。
とにかくダイエットは、食事のコントロールなくして成功はないと自覚するべきです。
どれだけ食べられるのかを知ること
メディアで紹介されているような、これを食べると良いといった食事法は多くあります。
ただ、一時的であれば良いのですが、現実的にずっと続けることは困難です。
そもそも、何を食べると良いという以前に、低カロリーのものばかり食べていれば痩せますよ。
同じものを毎日毎日なんて僕は嫌ですけどね(笑)
正月太りだって、消費が少ないうえに飲食量の問題です。
常々お話をしていますが、ダイエットの本質はイベント的に痩せることを除き、「習慣を変えること」が本当の目的となります。
その為に一番最初にやるべきことは、自分が一日にどれくらいのカロリーを摂れるのかを知ることです。
今はネットでも簡単に知ることが出来ます。
一回の食事、一個の食べ物でカロリーを考えるのではなく、一日のトータルで摂取カロリーを考えるようになるとすごく楽です。
きっちりでなくて構いません。
それを知ると、我慢するべきこともだいぶ減るので、習慣化にもつながりやすくなります。
院長のひとり言

数年ぶりに初日の出を見に行きました。
元旦は寒さに厳しさもなく、以前の時よりも人が多く集まっていました。
元旦の前後は当然のように暴飲暴食。
当たり前のように正月太りです・・・。
しかし、そこは専門家。
4日間で2.5キロ増えた時は目を疑いましたが、仕事初日で戻りました。
なぜ戻せるかは、いらした時に聞いてください(笑)
一時的な体重増加は体にとっての負担はあります。
でも、元の生活習慣に戻すことで多少の増減はあまり気にすることはないというのが実感でした。
食習慣さえ戻せれば、正月太りなんて怖いことはありませんよ!
最後に
近年感じるのは、色々なことが複雑になっていることです。
美容法や健康法についても同じです。
ダイエット法も次々と出てきますが、基本は「摂取カロリーと消費カロリーのバランス」であることに変わりません。
逆にダイエットだけで言えば、それを守ることで何を食べるかなんて問題ではなく迷うこともなくなります。
また、後々に大きな成果を得るためには、普段の生活に近い形で工夫していくことが重要になります。
つまり、ちょっとの事を少しずつの変化でいいんです。
これは美容や健康のセルフケアにも共通しますからね。
「とにかく春までに痩せたい!!」という方は・・・それなりの努力は必要です。